恋人ととして知っておきたいこと
恋人になると、相手の事は何でも知りたくなります。趣味や好き嫌いはもちろんですが、仕事のこと、家族のこと、今までの経歴や友人関係…挙げたらキリがありません。
でも、実は私は今までお付き合いした人の事をあまりよく知りません。知っていることと言えば、名前と連絡先、仕事の内容くらいなものでしょう。
家族構成については、それとなく会話にでたので、ぼんやりとは把握していました。しかし、お父さんやお母さんの歳などは知りません。また、どこに住んでいるのかも知りませんでした。かろうじて、住んでいる都道府県は知っていましたが。
仕事に関しては、知り合ったきっかけが友人の紹介だったので、どのようなお仕事をしているかだけは聞いていました。
また、連絡先については、酷い時はメールアドレスしか知らない人も居ました。この方に関しては本当に恋人と呼べるのかどうかも、ずっと迷っていたくらいでした。友人に相談しても、私たちが恋人なのかどうかはっきりした答えを聞くことが出来ませんでした。でも、彼に聞くにはあまりに時間が経ち過ぎていて、聞く機会を失っていました。何を今更聞いているんだ?と不審がられるのも、イヤだったので結局不問のままでした。
趣味はだいたい会話に出てきたり、車に乗ったときにかけてくれる音楽なんかを聞いていればおのずとわかるので、詳しく聞いたことはありません。時々『コレ好きなの?』と聞いたりして、その人の情報を溜めていく程度でした。私と付き合う人はたいてい、友達づきあいの苦手な人なので、友人関係について話題に出ることもありません。
これ程まで私が相手の事を何も知らないのは、私が何も聞かないからでしょう。なんとなく、根掘り葉掘り聞くのが苦手なのです。自分の事はよく話すのですが、相手のこととなると、聞いたら失礼になるのではないかと思い、結局、個人情報のようなものは知らないまま一緒に過ごすことが多いのです。
連絡先に関しては、メールだけでも用が足りてしまっていたので、なんとなく聞く機会を失っていました。今思えば、電話番号も知らない恋人なんて、どうなんでしょうかね。それでも、数年に渡ってお付き合いをさせてもらっていました。
せっかく、恋人になったのですから、深い話もしておけばよかったかと今では思います。できれば、いや、絶対に電話番号くらいは恋人として知っておくべきですよね。"